「ガールズ＆パンツァー」アニメ レビュー/感想

評価ポイント （95点）※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい。

JK×戦車の新ジャンル。乙女の戦車道

勝利の為に結束するチームの姿が何とも美しい

スポーツ漫画では無いのですが、部活動にかける熱い想いという点では同じです。戦車×女子高生というギャップがまた最高ですよね。けいおん！とかもギャップで成功しましたし、通ずるものがあると思います。

主人公の西住みほですが、頼りがいがなく普段はオドオドしていますが、戦車道となるとリーダーシップ力を発揮してチームをまとめます。このシンプルなキャラ設定も非常に良かったと思います。個人的にですが、声もキャラにマッチしていましたよね。

廃校に追い込まれた学校が戦車道で阻止を目指すというストーリーも最高です。少しずつですが、試合を繰り返すことで結束力が上がってくるのも感動物です。部活動というジャンルで見たとしても、本作は最高傑作かと思います。

萌え×友情×感動×勝利＝ガルパンはいいぞ

無駄な要素が無い作品だと思います。個人的に「燃え」と「萌え」がある作品は昔から好きです。これは正にそれを再現している作品でした。確かにムチャな設定は数多くありますが、そんな事気にならないくらい満足できる作品です。

それと、本作品は人と出会うことによって成長していく西住みほの物語だと思っています。勝利が全てだった高校,家元から出て、戦車とは全く無縁の高校に転校。そこで偶然戦車道を再開にすることになりますが、今までとは違った考え方や環境にいることで、自分の考えは間違っていなかった事を証明,理解していく物語です。この過程が何とも素晴らしい。可愛い女子高生は勿論、最終回近くは目頭が熱くなるシーンもありました。

最後の宿敵であった実姉率いる黒森峰との戦いが一番好きです。私は10回くらいリピートで見ました笑

声優陣の数の多さに驚愕。本当に町おこしを成功させた作品

出典：ガールズ＆パンツァー(GIRLS und PANZER)｜キャスト

まず声優が多いです。咲もそうでしたが、本作品も中々ヤバいです。

若手の声優陣とベテランを分けた感じに思えます。バランスが非常に良く感じました。ちゃんとキャラもそれぞれ個性的なので、本作品でも推しキャラは見つかるはずです。※私は西住まほ推しです（お姉さん属性に弱い）

それとガルパンは何と言っても町おこしが有名ですね。Youtubeなどでも聖地巡礼動画は数多く上がっています。

お店に実際のキャラスタンドがあったり、キャラクターの誕生祭も行ったりしています。いやぁ愛されてますよね。アニメでも実際に存在する建物や道路などを使用しているみたいです。中の人が巡礼している動画も上がっていました。

蛇足：震災復興に貢献したアニメ。それがガールズ＆パンツァー

まとめ：ガルパンはいいぞ！に嘘偽りは無い

ヲタにもミリヲタにもアニメ好きやアニメに興味が無い人でも楽しめるという稀な作品だと思います。私はスポ魂アニメと言ったらガルパンを推したいくらい好きです。絵に良い意味で騙されます。萌えアニメというよりは燃えアニメです。

個人競技ではなくチーム競技なので、チームの結束力,友情,努力,感動,勝利というキーワードに弱い方は間違いなくハマります。実際にある茨城県大洗町を舞台にしているので聖地巡礼として町おこしも成功しているアニメです。まるでスキがない。

個人的にはアニメに興味がある第一歩の作品として最高なのではないかと思います。本当は永遠に続いて欲しい...

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