評価ポイント (80点)※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい。
作品情報
原作:志倉千代丸/MAGES./Nitroplus
総監督:佐藤卓哉、浜崎博嗣
製作:STEINS:GATE MOVIE PROJECT
配給:角川映画
紅莉栖が主役!シュタインズゲート世界線の続きの話
作品概要
いくつもの世界線を超えてきた彼らの物語はついに劇場へと完結する-----------
内容はTV版『STEINS;GATE』の続編に当たる(正確には第25話「横行跋扈のポリオマニア」の続編)。
最初に劇場版の制作決定が発表されたのはTV版『STEINS;GATE』最終話放映後。当事者である、宮野真守を始めとする声優陣ですらその時初めて劇場版の正式な制作決定を知ったらしい。
出典:ニコニコ大百科
牧瀬紅莉栖視点で物語が進みます。紅莉栖推しは歓喜の作品
大きなポイントは上記したように牧瀬紅莉栖の視点で物語が進む事です。
物語は無印OVA後のスタートです。ですので岡部は紅莉栖にはっきりと好意を伝えているので、冒頭は酔っ払ったデレデレ紅莉栖というレアシーンを見ることができます。無印を見ないと本作品は全くわからないのでご注意下さい。
岡部が経験したタイムリープを今度は紅莉栖が体験します。岡部が観測し続けて紅莉栖を守ったように、今度は紅莉栖が岡部を観測して存在を守ろうとします。紅莉栖の視点で物語が進むのは個人的にはめっちゃありでした。というか本編並みに面白かったです。
ただ、ミステリー要素が少ないのでシュタゲという作品観点で言えば物足りなさがあると思います。どちらかと言えば新規ユーザーにではなくシュタゲファンの方達に作られている作品です。特に紅莉栖好きは200%見た方が良いです。私は紅莉栖好きなので本映画が無印並みに面白いと感じてしまいました。
ココがおすすめ
デレ紅莉栖もめっちゃ可愛いですが、岡部に素直になれない紅莉栖も相変わらず可愛いです!
ミステリーよりラブストーリー仕立てになっている。本編とはまた違った良さですね
上記したように、ミステリーの要素はほぼ皆無に近いです。ただ、タイムリープの要素はしっかり残っているので世界線の理解は相変わらず必要です。本作が少し短いのでちょっと展開が駆け足の部分があります。
本作ではあまり描かれなかった岡部と紅莉栖のラブストーリーという作品かと思います。お互いを信頼しきっているからこそ自分の事を投げ出しても相手を助けようとする2人の行動に感動します。ですので、これも上記しましたが無印の時に若干足りなかったラブストーリー要素をシュタゲファンの為に作ったという感じになっています。
ラブストーリーという視点で見てもこの作品は面白いと思います。紅莉栖のツンデレを見事に生かした作りにもなっていますし。後ほど書きますが、ただのラブストーリーではなくしっかりと本シリーズの醍醐味でもある「伏線」と絡めていたので、更に面白さに磨きがかかったと思っています。
ココがおすすめ
岡部の名前を覚え出せずに、無理矢理声を出そうとする紅莉栖の演技は声優の素晴らしさを再認識しました。今井麻美さん大好きです!
相変わらず伏線回収の鬼作品。最後は鳥肌止まらんぞ
無印で岡部と紅莉栖は既にキスを終えています。その時岡部は紅莉栖とキスをした後に「ファーストキス」では無いと言っていましたね。無印だけ見るとやむをえなく桐生萌郁の口を塞ぐ為に岡部は萌郁とキスをしていました。私はこれがファーストキスの事かと思っていました。
しかし、本作を見た時全ての意味が繋がりました。詳しくは書きません。
「さてクリスティーナ。返してもらおうか...俺のファーストキスを。」
「....ヤダ//」
で鳥肌が▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂ うわあああああぁぁぁぁぁぁぁってなりました(使いたかっただけ)
この伏線はシュタゲシリーズの中でも個人的には上位ですね。最後の最後で不意に持ってくる感じ...最高かよ。それと、その後EDに入るのですが、この曲がまた最高なんですよ。シュタゲは曲にハズレがないですが、この曲は永遠リピートでも聞けます。上記したように本作はラブストーリー要素が強いので今までの曲調ともまた違うんですよね。まさにこの作品の締めとして相応しい曲でした。「いつもこの場所で」是非聞いて頂きたい。
いつもこの場所で
彩音
2013/04/24 ¥250
ココがおすすめ
紅莉栖が白衣を着て鳳凰院凶真のマネをするシーンがありますが、あのシーンは正に紅莉栖と岡部の信頼関係が現れているシーンだと思います。鳥肌たちますよ!
まとめ:紅莉栖と岡部の絆を再確認できる作品。ずっと幸せであってほしい
紅莉栖と岡部のラブストーリー作品です。ただのラブストーリーでは無く無印の伏線も回収しているというシュタゲらしいラブストーリーです。上記したようにどちらかと言えば新規ユーザーの方では無く、シュタゲファンの皆様に向けた作品かと思います。紅莉栖と岡部のちょっとしたイチャイチャシーンなど無印では足りなかった要素を本作で補填した感じです。
一つ難点をあげるとしたら、個人的にはもっと長くてもいい気がしました。90分なのであっという間です。もっと紅莉栖成分が欲しかったですね...まぁ個人的な難点なので逆に作品の難点を挙げるとしたら無いです!改めてシュタゲの世界観に酔いしれた作品でした。
あーるの感想
シュタゲの世界観を残しつつのラブストーリ仕立てというのはファンにとってはたまらない作品かと思います。シュタゲゼロ程の必須要素ではないですが、シュタゲ好きなら見て損はないと思います。ゼロではまゆしぃが主役感が強いので、ヒロインである紅莉栖の活躍を堪能したいなら本作が間違い無いと思います。ともあれ紅莉栖と岡部が無事に過ごせている世界線を見るのはウルっときますね。
劇場版 STEINS;GATE負荷領域のデジャヴを見るならU-NEXTがおすすめ
劇場版 STEINS;GATE負荷領域のデジャヴはU-NEXTで視聴することができます。
U-NEXTは約14万本の動画がコンテンツとしてあります。
多くのアニメ作品もあり、充実度が高いです。
1ヶ月無料体験がありますので、是非一度チェックしてみて下さい。
おすすめポイント
☆8万本の動画見放題
☆70誌以上の雑誌読み放題
☆毎月1,200ポイント付与